トラクターの爆音のなか音楽を楽しみたい。そんな願いを叶えるべく新しいガジェットを購入。
それが「Anker」の完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore P40i」。
最新の低価格帯ワイヤレスイヤホンは日本全国の農業従事者116万人の強い味方になりうるのか、今ひっそりと検証を開始します。
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スペック表
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング 2.0 |
ドライバー | 11mm ダイナミック |
ノイズキャンセリング使用時の再生可能時間 (イヤホン / 充電ケース) | 10時間 / 50時間 |
イヤホン本体のコントロール | タッチコントロール |
3Dオーディオ | (※APP内では「ムービーモード」と表示) |
イヤーチップ | P40i専用イヤーチップ 5サイズ |
対応コーデック | SBC / AAC |
マルチポイント接続 | 有り |
通信方式 | Bluetooth 5.3 |
カラーバリエーション | 4色 |
価格 |
7,990円 |
トラクターノイズにも効くウルトラノイズキャンセリング
農業従事者と言えばトラクター。
トラクターは自動車と違って消音への配慮が乏しいく、耕耘(こううん:畑を耕す事)中にエンジン音が炸裂しまくっている。
この騒音を例えると、目の前を電車がと通り過ぎている時ぐらいの騒音。
この悪環境で数時間運転をする事になるので、精神的にも物理的にも頭痛の種となっている。
なので、ウルトラノイズキャンセリングなんて甘美な響きを聞いたら試したいと思うのは人として自然な摂理。
ドライヤーで確認
何せワタクシ、ワイヤレスイヤホン初心者🔰🔰🔰。
現場投入をする前に、ノイズキャンセリングがどうゆうものなか今更ながら検証したい。
検証内容は、イヤホンをしてドライヤー風を出しながら音楽を聴き、ノイズキャンセリングの有り無しでどの様に聞こえるかを確認するもの。
通常の状態からスタートし、数秒後にノイズキャンセリングON。
すると、ドライヤーの音にフィルターがかかった様に聞こえ始めた。
そしてなんと、楽曲の音、ボーカルの発声がクリアに聞こえるではありませんか。
確かな手応えを感じた。これは現場投入が楽しみだ。
トラクターで聴いてみる。
↓ノイズキャンセリングOFF
いつもの様に畑でトラクターを運転すると、相変わらず全ての音を遮るようにエンジン音が鳴り響く。
早速イヤホンをケースから取り出し、の状態で耳に当ててみる。
耳栓と同じ効果で少しエンジン音が和らぐ。←まあ、ここまでは当たり前か。
↓イズキャンセリングON
うるさかったエンジン音にフィルターがかかる。いや、遠くで聴こえるが正しいのか?
まだ音楽はかけていないけど、既に良い。
↓音楽をかけてみる
ドライヤーで試した時のように楽曲の音、ボーカルの発声がクリアに聞こえる。
勝利が確定した。
だだし、余りにノイズキャンセリングが良く働くので、音楽をかけるとトラクターが過負荷でエンストしそうになっても気が付かない。
おかげで、1日に3回もエンストしてしまった。
農家のみなさん、公道でのイヤホンの使用は危険が伴います。畑の中だけに留めましょう。
再生時間は余裕の10時間
再生時間は、ノイズキャンセリングモード使用で本体のみで10時間、充電ケース込みで 50時間 。
仮に、朝8時から畑仕事を開始したとして10時間後には日が暮れて手仕舞いしている時間になっているので、休憩中もぶっ通しで使用できる。動画視聴がはかどる。
スマホスタンドになるケース
このイヤホンのケース、デザインも良いけどスマホを立てかける事ができる機能。これは素晴らしい。
裏面がラバー仕様になっていて、滑りにくいというきめ細やかな気遣いまであり、農作業に関わらず仕事の休憩時間でも遺憾なくパフォーマンスを発揮してくれている。
これ、新幹線などで大いに活躍するのでは?
それにしても動画視聴が更にはかどる
問題があるとするなら、休憩で動画視聴がはかどり過ぎて仕事に支障が出る事ぐらいか?
ワイヤレス充電は今後の主流
↓ケーブルの抜き差しはイヤだの話
長年、充電ケーブルを抜き差ししていると接続端子がお馬鹿さんになってしまうので、極力スマホなどはワイヤレスで充電する様にしている。
スマホ以外にもタブレットなどなど充電をするんだけど、コードの抜き差しが頻繁になっていちいち面倒。
↓ワイヤレス充電は最高だねの話
「Soundcore P40i」もワイヤレス充電に対応してくれているので接続端子がお馬鹿さんになるのを防げる。
なので、様々な製品がワイヤレス充電に対応してほしいと願う筆者であります。
↓チョットCM
そういえば、髭剃りの記事を書いたけど、その髭剃りはType-Cで充電できるが、ワイヤレス充電ではなかった。
ワイヤレス充電に対応すれば更に良いものになったはず。
↓スタイリッシュな電動髭剃りを探しているなら。
タッチ操作 × マルチポイント接続 × 農作業
↓イヤホンのタッチ操作
軍手などの手袋類で反応してくれる心配していたのが、軍手などの繊維素材や、ニトリル手袋などのゴム素材など、様々な素材の手袋で反応してくれたので、1年で色々な作業をこなさなければ行けない農業従事者にとってありがたい。
おそらく素材に関係なく扱える代物なのだろう。
↓マルチポイント接続
今回のワイヤレスイヤホンがお試しという事もあるけど、嫁と交互に使用して使い勝手を確認している状況。
そんな時でも、マルチポイント接続が有るおかげで、イヤホンの受け渡しが瞬時に完結するのは嬉しい。
アプリ機能が充実
↓基本的な操作の話
Ankerの製品はアプリがあり、アプリの中でイヤホンのタッチ操作を変えられたり、音のエフェクトを変えられたりマルチポイント接続の管理などが出来る。
マルチポイント接続は履歴を残せるので、普段ワイヤレスイヤホンに接続端末を「現在」の項目に設定して、たまに使う端末は「履歴」として保存しておける。
↓音質操作の話
また、ダンスやホップホップなどの音のエフェクトを選択出来たり、カスタムEQ(イコライザー)で音質調整をする機能がある。
「HearIDサウンド」で聴覚診断とお好み診断を受ければ、アプリが流してくる音に対して好みの音を選択していくだけで自動で最適な音のチューニングをしてくれる。
EQ知識がない人も簡単に調節が出来るので「HearIDサウンド」で診断を受けるのをオススメ。
アプリのお探し機能はチョット残念
アプリにイヤホンを探すという項目があり、左右どちらか又は両方を落としても音で場所を探せる機能が付いていた。
しかしこのアプリ、イヤホンがケースから本体を出していないと反応しない。つまり、ケースごと何所かに置き忘れると音で探す機能が役にたたない。
この製品に限った事では無いのかもしれないが、チョット残念ポイント。
余談:タブレット「 Headwolf HPad5」について
以前記事にした「 Headwolf HPad5」の件でスピーカーの音がイマイチと言ったけど、イヤホンをすると劇的に変わるので、タブレットを検討している方の参考に。
というか、筆者は常にイヤホンありきで使うようになってしまった。←音で家族に迷惑を掛けない努力・・・褒めて欲しい。
農業従事者としての総評
ノイズキャンセリングがトラクター使用時という悪環境でも十分に機能し、音楽を楽しみつつ頭痛を軽減。
また、最大10時間の連続使用やイヤホンケースのスマホスタンドにできる機能で休憩時でも活躍してくれる。
更にタッチ操作は、軍手などの繊維素材やニトリル手袋などのゴム素材と幅広く反応してくれるので、農作業だけでなく他のお仕事や多くの場面でも大いに活躍してくれる。
ただ、汚れを嫌がり黒にしてしまったが、やっぱり僕は白が良かった。
なので、次回ワイヤレスイヤホンを買う時は白にすると決意。