ある日、仕事から帰ると家のリビングに見慣れぬ白い物体が鎮座していた。
ソファーでくつろいでいる母に尋ねる。
これナニ?、買ったの?
空気清浄機・・・
買ってみた。
そうなんだ。いくらしたの?
14万円・・・。
なっ!・・・えっ!・・・14万!
と言うわけで、
果たして14万円に見合う空気清浄機なのか、エアドッグのレビューをしたいと思います。
エアドッグとは?
メーカーは有名所がひしめくシリコンバレーに
開発メーカーはアメリカのシリコンバレーにある「Airdog.Inc」という会社。
正直聞いた事が無い会社だけど、シリコンバレーはGoogle、Apple、インテルなどの有名企業が拠点を置いている由緒ある地域なので、そういう意味では期待がもてる。
普及状況は日本全国の1万か所以上の公共施設や病院、旅館などに導入されていて、まずまず良い感じではないでしょうか。
米国特許技術
エアドッグのフィルターは四層構造で、米国特許技術を用いた世界初のTPAフィルターを搭載している。
有害物質やウイルスなど0.0146μmの微細粒子まで除去してくれるすぐれもの。
そのおかげでダニ、花粉、カビ、PM2.5、細菌、ウイルスを99.6%以上除去してくれる。
また、空気清浄機は定期的にフィルターの買い替えが必要なことが多いけど、
エアドッグはフィルターを洗って繰り返し使えるので購入後のランニングコストを抑えられる。
※最低2カ月に1回の掃除が推奨。
CO₂の濃度も表示するモニター
AQIのモニターは空気の汚れ具合を表示し、CO₂のモニターは二酸化炭素の濃度を表示。
どちらも数字が上昇がるほど部屋の空気が汚れているというサインで、それに伴うように周りのランプの色が緑から赤に変わる仕様。
スリープモード以外では常にどちらかを表示していて、本体又はリモコンのボタンで切り替えが可能。
、CO₂センサーを搭載している空気清浄機とは珍しい。
どうやら、二酸化炭素濃度が1%を超えると結構な健康被害がでてしまうから、そうなる前に余裕をもって知らせてくれるという事らしい。
ラインナップ
出典:エアドック公式
エアドックの栄えあるメンバー達。
グレード | 対応スペース | エアドッグおすすめスペース | メーカー希望小売価格 |
X8DPro | ~74畳 | オフィス・ホール | ¥330,000 |
X5D | ~24畳 | リビング・店舗 | ¥132,000 |
X3D | ~17畳 | 寝室・子供部屋 | ¥99,000 |
X1D | ~7畳 | デスクの上下 | ¥59,400 |
公式サイトでスペック表をまとめてみて、スペースの目安がオカシイと感じたが、
「エアドッグおすすめスペース」とは室内の使用人数や家具などの障害物などを考慮し、より短時間で空気清浄するためのおすすめスペースです。
引用:エアドック公式
という文言がある。
下記での感想も、この目安を下回らない大きさを購入したことが幸いしていると思われるので、
購入の際はメーカーの推奨スペースを念頭に置いて欲しい。
実際に使った感想
やはり消臭力が抜群に良かった
実際に3ヶ月ほど使った感想を率直に言うと、消臭能力が凄かった。
料理が終わった瞬間すかさずスイッチON。
すると10分ぐらいで匂いが薄くなり、30分ほどで気にならないレベルにり1時間ちょっとで匂いが奇麗サッパリ消える。
ウイルスなどの除去性能に関しては、広告などでは99%以上とうたっているけど、僕はそういった特別な訓練を受けてないので、実際に除去出来てるか判断がつきませんので悪しからず。
こんな時に大活躍!!
我が家で、エアドッグが家に来てすぐくらいにコロナに感染し、隔離生活をしていた部屋にエアドッグを持ち込んでいた。
風邪などで部屋にこもってると大概は部屋が匂ってくるが、1週間たっても部屋がクリーンな状態を保ってくれていた。
また、中年にはオヤジ臭と酒臭が混じった不快極まりない匂いを発するときがあり、一緒の寝室で寝ている家族から大変なお叱りを受けるんですが。
寝室でエアドッグを使用してみると匂いがなくなり、お叱りを受けなくなりました。
ありがとうエアドック✨。
ただ、X5Dでは8畳ぐらいの我が家の寝室ではチョット大きすぎだった。
対応表を見る限り1つ下の規格のX3Dで丁度。
ランニングコストを抑えられる。
上記でも書いたけど、フィルターを洗って繰り返し使えるので購入後のランニングコストを抑えられる。
実際にやってみたところ確かに取り外しや掃除が簡単。
フィルターはネジだのと言った細かいものは無く、ただ引っこ抜けば外れる。
水洗い出来るのは4個中2個(下から1段目と3段目)で、あとの2個は乾拭きや掃除機に付いてるブラシで軽く摩る様に汚れを取ればOK。
ただし、水洗いしたフィルターは天日干しで完全に乾かさないと確実に後悔する事に。
残念ポイント:同価格で加湿と除湿の付いてる物もある
▼表示が眩しい
僕は部屋を真っ暗にしないと寝つきが悪い部類の人間なもので、表示が寝る時に眩しくてしょうがない。
スリープモードにすると表示が消える(完全に真っ暗)ので問題はないけど、できればオートでつかいたい。
▼値段が高い
エアドッグは10万円を超えるお値段。そのぶん消臭能力が高い。
しかし、同価格で加湿や除湿も出来る空気清浄機があるし、空気清浄だけなら性能とトレードオフになるだろうけど安い物も売っている。
まとめ
出典:エアドック公式
他のレビューの中に消臭能力に低評価をみるけど、匂いは壁や天井、ソファー、カーテンに至るまで染みつき匂いの発生源になってしまう。
となると、恐らくどんな空気清浄機でも匂いが残ると思われる、なので消臭能力に疑う余地は無いと思います。
最近、玄関の匂いが気になってるので一番小型のを検討中。
以上。